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パール・バックの大地II部・III部 

子供の頃読んだ世界名作文学全集では「大地I部、II部、III部」となっていたのに、原文で"The Good Earth"を買ったら、ペーパーバックでもAudio bookでも第I部しか入ってなくて、II部以降はあまり人気がなくてカットされているのかと思っていたら、タイトルが違ったのでした。著者名で検索して発見。

子供の頃から数えると何度読んだか覚えていないぐらい。何度読んでも面白い。
王龍もその孫の王元も悪くない人生だと思うけど、間の王虎の人生を思うと切ない。あれだけ野心と正義感に燃えていた若者の老後が悲しくてつらい。でも王元もこの物語でカバーされていない老後に文化大革命に巻き込まれてつらい最期を迎えたかもしれないと、子供の時には多い至らなかったことをいろいろ考えながら聴いた。

Sons (Good Earth Trilogy)
Pearl S. Buck
1559210397


A House Divided (Oriental Novels of Pearl S. Buck)
Pearl S. Buck
1559210346



大地第I部"The Good Earth"はこちら

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The Good Earth by Pearl S. Buck 

The Good Earth
Pearl S. Buck Anthony Heald
1433204088



中学から大学時代に何度も読んだ愛読書の第1部。Audio Bookでききました。第2部・第3部がないのが残念ですが、やはり第1部が一番いいのは間違いない。永遠の名作です。

大地 (1) (新潮文庫)
パール・バック 新居 格
4102099018


大地 (2) (新潮文庫)
パール・バック 新居 格
4102099026



蘭学事始 

蘭学事始
菊池 寛
B009IXG7RU


これも国語の教科書に載っていて何度も読んだような記憶がある。
その言語に対する知識がほとんどないところから、苦労して苦労して翻訳した人々の血のにじむような努力に感嘆する。

金色夜叉 

金色夜叉 (新潮文庫)
尾崎 紅葉
4101074011


ベタベタの通俗小説で、しかも読むたびに「え?これでおわり?」と尻切れトンボの終わり方にがっかりするのについつい読んでしまう。もう4、5回読んでいる気がする。

中学・高校時代に読んだときは貫一に同情的だった気がするけど、この年になって読むと、そんなことで人生棒に振るなんて、ほんと優先順位間違っていると説教したくなる。あほじゃなかろかと思うのに読んでしまうのは、ストーリー自体ではなく、文章自体のリズム感というか調子のよさだとか、当時の風俗とか惹かれるからだろうか。
地の文もいいが、会話の文体が現代語と違って何とも言えない味がある。

今回の新たな発見は、やたらに女性の着物・髪飾りの描写が詳しいこと。男性なのにすごいなと思う。読んでもどういうものか想像つかないけれど、何だか華やいだ気持ちになる。

そういう意味では細雪を何度も読んでしまうのと同じ理由かもしれない。細雪もストーリーもどうってことないし、え?これで終わり?という感じだけど、なぜか何度も読んでしまうのは、全体の雰囲気と文章の美しさのためだと思う。

富嶽百景 

富嶽百景
太宰 治
B009IX8IBS


青空文庫で無料でダウンロードできます。

高校か中学の国語の教科書に載っていて、大好きで何回も読んでいました。
文章のテンポがよい。表現も楽しい。

そして今回思ったのは、太宰らしくなく基本的に前向きでポジティブな内容だから読んでいて楽しいのだと気付いた。創作が苦しくて仕方ないといった部分はあるが、全体として自分自身に対しても周囲の人々に対しても、そして富士を中心とする自然に対しても、とにかく温かい気持ちで向き合っている。だから読後感がよいしもう一度読みたくなるのだと思う。

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