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Googleによる個人データ保護へのステップ 

"Scientific American"誌より。
"Google aims to bolster privacy of Web surfer data", March 14,2007.

【記事内容の紹介】
欧米でのプライバシー保護運動団体や政府機関からの懸念に答え、グーグルは、サーチデータを18ヶ月~24ヶ月間程度保存した後は、"anonymize"する方針を発表した。来年中には当該施策を実施する予定である。

これまで、サーチデータは無期限で保存されてきた。グーグルは、法的要請の観点から一定期間データを保存しておく必要があること、またサーチの効率化の観点から有用であることを理由に、サーチデータ保存後最長2年間程度は"anonymize"せずにデータを保存しておくことが必要としている。

http://www.sciam.com/article.cfm?chanID=sa003&articleID=3A3AC2AB1C65F0A2DC7087B57062470E

【コメント】
ようやくこういう動きが出てきたかという印象です。日本のマスコミではあまりサーチエンジによるデータの蓄積に関する懸念の論調を見たことがないのですが、私はこれは結構重く捉えるべき問題と考えています。

今回もあるべき方向へのステップではありますが、あくまでグーグルの社内方針であり、実際の履行確保の保証はない訳です。悪意もしくは過失等により個人を特定できるデータが流出するリスクはある訳ですし、外部流出しないまでも蓄積データの流用は、ある意味所与であってユーザー側に選択権がないことが、もどかしい気がします。

別にやましい検索をしている訳ではなくても、私生活をのぞかれているようで不気味です。"The Google Story"を読んだ頃はグーグル・ファンでしたが、最近は、オーウェルの「1984」に出てくるビッグ・ブラザーの資本主義巨大企業版という連想もちらちら浮かんできて、ちょっと一歩引いて同社を見るようになりました。

便利さと情報保護の適切なバランスの中で技術が発展していくことを祈ります。


【関連記事】
"The Google Story"

Second Life-課題等

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分野別ポッドキャスト紹介-自然科学 

久々にポッドキャストのご紹介です。
分野別ということで、今回は、科学分野でのお勧めポッドキャストです。URLリンクからでもiTunesアイコンからでも、どちらからでも入れます。

科学誌"Science"誌のポッドキャストです。最新号2月9日号は、特集"Sustainability and Energy Special"です。
Science Podcast

AAAS, The Science Society - Science Update Podcast - Weekly Edition - Science Update Podcast - Weekly Edition


"Scientific American"誌のポッドキャストです。
Science Talk

Scientific American - Science Talk: The Podcast of Scientific American - Science Talk: The Podcast of Scientific American

60-Second Science

Scientific American - 60-Second Science - 60-Second Science


"Nature"誌のポッドキャストです。
Nature Podcast

Nature - Nature Podcast - Nature Podcast


いずれも一流科学誌。そんなものは、素人が聞いても難しくて聞いても分からないのではと思われるかもしれませんが、これらのポッドキャストは主に編集者と記事の著者の対話形式で、記事の内容を分かりやすく噛み砕いて紹介してくれています。

科学の専門知識がなくて細かいことは分からなくても、いま科学の最先端で何が起こっているのか、ちょっと触れておきたいという方にお勧めです。

もちろん、自然科学が専門分野の方にとっての英語の勉強としてもよいかと思います。

私の聞いた感じでは、Scientific Americanが最も素人にも分かりやすくて、Science、Natureの順にやや難しくなります。内容だけでなくNatureはイギリス英語でかつ速いためかもしれません(たとえば"ポッドキャスト"ではなく"ポッドカスト"のような発音なので、米語に慣れた人にはちょっと大変。)

さらに一般向けなのが、こちら。科学技術系。
PRI-The World-Technology

Public Radio International - PRI's The World: Technology - PRI's The World: Technology


BBCとおそらく米国のPublic Radio Internationalの共同プロジェクトなのでしょうか。科学技術の分野でのホット・トピックスを紹介しています。1回分40分くらいとやや長めですが、1回に4~5ほどのトピックスを紹介しています。

Now how will students learn the planets?  

二転三転しましたが、結局冥王星は「惑星」の定義から外れましたね。

最初は、惑星が増えるということで、ちょっとわくわくしていました。アルファベットと数字から成る名前の新惑星もあったので、ちゃんと名前をつけるのかな、など、いろいろ考えておりました。しかしこの当初案は、冥王星をなんとか惑星に残すためのやや無理がある案だったようですね。

最終的には分かりやすくすっきりした決着になってよかったと思います。とにかくこれで惑星や宇宙に対する一般の関心がとても高まったことは確かですね。

関連しておもしろい記事を見つけたのでご紹介します。

Now how will students learn the planets?

記事は、これまで多くの人が以下のようなフレーズで惑星名を覚えてきたので、冥王星が外れたらどうするのだろうというものです。

そのフレーズとは。。。
"My Very Excellent Mother Just Sent Us Nine Pizzas."

最初読んだときは、なんでこれが惑星名と関係あるのか分かりませんでしたが、お分かりになりますか?







そうこれは、惑星の頭のアルファベットを取ったものなんですね。

Mercury, Venus, Earth, Mars, Jupiter, Saturn, Uranus, Neptune, Pluto.

Plutoがなくなってしまうと、"Sent Us Nine"となってしまって、センテンスが終わらない。そこで本記事では代替案として以下を提案しています。

QUOTE

1) My Very Extravagant Mother Just Sent Us Nachos.

2) My Very Elderly Mother Just Sits Up Nights.

3) Major Volcanoes Erupt, Making Jolts, Shaking, Unsteadying Nerves.

4) Make Very Extraordinary Meals of Jell-O, Strawberries and Unsalted Nuts.

5) Mary's Violet Eyes Make Jack Stare Until Noticed.

6) My Very Exotic Mistress Just Showed Up Nude (perhaps this one is for college lads).

UNQUOTE

笑えますね。どれが気に入りましたでしょうか。

4)は、本当にアメリカのランチとしてありそうな気がします。
5)はちょっとかわいいですね。私はこれが気に入りました。
6)は、大人向け(笑)

日本語は、「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」の「冥」を落とせばいいだけなので、簡単。でも「どてんかい」って何か関西弁でつっこまれているように響くのですが。

Replicating Voices of Da Vinci and Mona Lisa (ダ・ヴィンチとモナリザの声を再生) 

Found very interesting site about an attempt to replicate voices of Da Vinci and Mona Lisa. You can actually hear them talking in Italian. http://promotion.msn.co.jp/davinci/voice.htm

(Summary of this entry in Japanese: ダ・ヴィンチとモナリザの声を肖像画から再生した、という面白いニュースを見つけたのでご紹介します。犯罪捜査に使う技術を適用したもので、バウリンガルの発明者鈴木博士らによる試みです。実際に声をきいてみるとともに、再生過程もビデオになっているので、ご覧下さい。)

This project was lead by Dr. Matsumi Suzuki, PhD. In 2002, Dr. Suzuki was awarded IgNobel Prize for his invention of a device called "BowLingual", which is said to help you understand what your dog is saying.

In this project of replicating voices of the past, they applied (reversely) the technology used in criminal investigations, where specialists estimate a criminal’s appearance, including height, and even personality only from his/her voice over the phone.

What this team did was basically;

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機械翻訳を試してみると 

最近、英語のwebページなどで、"Babel Fish"という自動翻訳機能をよくみかけるようになりました。サーチエンジンでも「このページを翻訳する」というオプションがついていますね。

私は以前より、将来的には自動翻訳や自動通訳機能がかなり実用的になるだろうと考えていました(特に定型的文章において)。

6、7年ほど前に仕事でスペイン語の文書をざっと読む必要があって、ネットから20米ドル程度の最も安い自動翻訳をダウンロードして英訳に使ってみたことがあります。おかしな英文や意味不明のところも相当ありましたが、それでも6割~7割ぐらい、およその内容は掴むことができました。

しかしこれは類似系統の言語だからであって、日本語・英語といったまったく異なる体系の言語間では、実用的になるのは相当先のことだろうと思っておりました。

と、今月の「日経サイエンス」に「ここまできた機械翻訳(*)」という記事がありました。それによりますと、
1)これまでの、文法・構文・意味に関する「規則」から翻訳する技術に対し、
2)最近では膨大な量の翻訳済の文章から、「統計的」に適切な訳を選択する解析手法によるシステムが開発・研究されているとのこと。

私が思うに、これはコンピューターのCPU高速化とメモリー大容量化により可能になった手法のように思います。そして、直感的にはこの「統計的解析手法」の方が自動翻訳手法としては優れていると思われます。

*原文はこちらですが、残念subscribeしていないので、冒頭ちらっとしか読めませんでした。
"The Elusive Goal of Machine Translation", Scientific American, March 2006

さて、では、とりあえず「規則による翻訳」を主眼としたシステム(Systran)を試してみましょう。アルタビスタのBabel Fishに、英語のニュースを翻訳してもらいました。


原文
QUOTE
Amazon in Talks for Movie
15 March 2006

Specialty Retail industry news provided by Financial News USA (OTC: FNWU) Online retailer Amazon.com Inc (Nasdaq:AMZN) is holding talks with three Hollywood studios on creating a service to allow consumers to download movies and television programs and copy them onto DVDs, the New York Times reported on Friday. Citing three people briefed on the discussions, the Times said Amazon is in advanced negotiations with Paramount Pictures, Universal Studios and Warner Brothers.
UNQUOTE

すると、

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